tedのブログ

不動産、金融の話。たまに野球、音楽の話。

2020年振り返り

昨年末に「2019年振り返り」で投稿して以来、更新が滞ってしまいました…

今年も途中で「ポストコロナの不動産マーケット」的なpostを途中までdraftしていたのですが、刻一刻と変わる状況と、将来が誰にも見通せない中で、まとまりのない内容になってしまい、投稿を断念していたのであります。。

 

そうは言っても年末ということで、何かしら自分の考えや思いを残しておきたいと思い、改めてペンを取りました。

 

昨年末の投稿を見返すと、

「節目だ節目だと言われてきたオリンピックがついに開催されるわけで、少なからずどこかに変調は来すんでしょうが、個人的には大クラッシュみたいなものはないんじゃないかと思いますね。あるとすれば、政治リスクとか地政学リスクに端を発して小爆発が起こってしまうくらいでしょうか。」

とか書いてあって、如何に今年が予測できない異常な年だったかを実感しました…。

 

まあ今年は、言うまでもなく激動の一年(ステイホームで移動自粛していたのだから「激静」かもしれない)でしたが、世の中のことはさておき、自分的にもそれなりに変化のあった一年だったように思います。

 

年の前半は、コロナによる出社停止で案件も軒並み中止or延期で、正直ただただボーッと過ごしている時間も多かったです。

「コロナ鬱」なるものがニュース等で話題になりましたが、自分自身も他人事には思えない、そんな状態でした。

春先に(今となっては幸いなことに)promotionがあり、より自分自身の役割・責任がヘビーになる中で起きたコロナショック。ステップアップしたは良いが、冗談抜きでいきなり首切られるんじゃないか、という不安の方が大きかったです。3月でしたかね、毎晩WBS付けるたびに「NY市場でサーキットブレーカー発動!!」みたいな話ばかりで、鬱々と過ごしていたように思います。

 

感染状況は好転するどころか、まだまだ予断を許さない状況が続いていますが、不動産マーケット自体は金融緩和にも支えられ、クラッシュすることなく年末を迎えました。

夏以降は私個人的にも案件が増え、10−12月期は手が回らないほどで、これは年明け以降も続きそうです。長時間労働はもちろんキツいですが、春先の先が全く見えない状況に比べれば、なんてことはないですね。

 

タスクが多い中で、如何に自分でやるべきこととそうでないことを取捨選択し、そうでないことは明確な指示のもとに下に振るという、これまで出来ていなかったことが徐々に出来てきたような気もします(「自分でやった方が早い」と思ってこれまでやってきましたが、それではもはや回らない)。

 

今年は収益的に稼げたかというと、前半死んでいた分そんなこともないですが、コロナショックがあった割には、上手く種まきも出来た1年だったように思います。ホップステップジャンプで言うところの、ホップくらいはできたかと。。

来年、ステップだけでなくジャンプまで完遂できるくらいの気概で、年明けから頑張っていきたいと思います。

 

不動産マーケットはどうなっていくんですかね。

ワクチンや変異種次第ではあるものの、ホテルは戻り始めれば早いような気もしています。テレワークならぬテレトラベルは限界がありますからね。感染の心配さえ無くなれば、皆の鬱積した旅行欲が爆発するんじゃないかと思います。

 

オフィスは中長期的には影響不可避ですよね(短期的にも影響出てるけど)。私自身も完全テレワークよりは、一定程度出社してコミュニケーション取るべきだと思っている人間ですが、週5で出社する世の中に戻るかと言うと、恐らく戻らないんだろうなと。

不動産業界だけにフォーカスしてみれば、「下期以降は毎日出社してますっ!コッカラッス!」っていう会社が多い気もしている。

 

個人的には来年は、インフラファンドをしっかり勉強してみたいなと思っています。今まで「あんなもんおもんないわ、不動産と一緒にせんといてくれるか!」とまでは思ってませんが、あまり真剣に向き合ってきませんでした。世の中の趨勢を考えたら、ちゃんと分かってるに越したことはないので…

 

というわけで皆様、来年もどうぞ宜しくお願い致します。